100円の負傷

2005年7月8日 過去話
あれは俺が小4のときの夏休み前日のことです。

朝終業式をやって先生から宿題やらプリントやらどーでもいいものを貰い、かったるい大掃除。

でもこれから夏休みなので気分は最高でした。

  
一学期最後の学活が終了。これでもぅ夏休み。俺は帰る方向が同じ友人と帰ろうと校門を一緒にでました。


すると校門の溝のところに少し人だかりが・・・見てみると溝の中に100円玉が落ちていた。

今となっては100円くらいと思うけど、あのときは100円というお金は貴重でした。



俺たちはその100円を取ることにしました。

俺ともう一人で溝のフタみたいなのを持ち上げてグループ内で一番背の低かったTが取ることに。


Tはすばやく100円を取りすぐに溝から出てきました。

次の瞬間フタを持っていたもう一人のお馬鹿がいきなり手を離しやがった。

  
そして、急に手を離された俺はフタを支えきることが出来ず手がすべり・・・













我が右足の甲に見事に命中!







痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!



すさまじい痛みとともに大量の出血。なんとか歩くことは可能でしたが、Tに支えられてそのまま保健室へ・・・。


保健室で応急処置をしてもらい帰ってから医者に行きました。


こうして俺の小4の夏休みは初っ端なら傷を負って始まったのでした。


俺が保健室で治療を受けてTと一緒に帰っているときに


T「今度このお金で何かルークに奢るよ」


と言っていたけど








奢ってもらうことはその後ありませんでした。




ちなみにあのとき手を離したバカが誰なのか覚えていません。  

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