年中鬱病記 下

2005年11月23日 過去話
常に襲ってくる極度な自殺願望。

俺はそれに耐えることが出来ず・・・ついに精神科に行くことを決意した。



精神科へ行き、今までの経緯を話した。



そして俺は・・・






「自律神経失調症」


と診断された。


そして一番軽い薬を処方された。



意外だった。

てっきり強制的に入院でもさせられるのかと思っていた。


でも、周りの患者は4、5種類の薬を貰っている人もいたので俺の鬱病は軽いものなんだなと思った。



こんな精神状態で軽い分類なのか・・・。



重症な鬱病の精神状態は俺にとってはとても想像できなかった。


いや・・・想像したくなかった。想像できなかった。今の俺には・・・



これ以上酷い精神状態を・・・



薬を処方してなんとか極度の自殺願望は消えた。

    
それからもしばらく精神科に通っていた。


精神科で処方される薬だけで俺は生きているようなものだった。



薬で精神状態が安定した俺は就職活動を再開した。

その後内定通知が届いて無事に就職活動は終わった。

内定通知が来たときは11月が終わろうとしていたときでした。


こーして俺の長い就職活動と短い鬱病との闘いはここに幕を下ろしたのでした。

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